本日2006年8月21日12:41に公開した記事「Windows Vista Beta 2でMacBookのスリープ機能を正しく動作させるには」を、一時取り下げいたします。RSSリーダなどでフィードを購読されていた皆様にはご迷惑をおかけいたします。
当該記事では、Boot Camp 1.1 Betaに付属のMacBook用トラックパッドドライバを適用して、スリープ状態への移行を可能にする方法をご紹介しておりました。私の環境では、適用時は正しく動作しておりましたが、再起動をかけたところUSB Human Interfade Deviceごと認識されなくなる、という致命的な不具合が発生することが判明しました。
通常の誤りであれば修正履歴を残すところですが、今回の不具合はPC操作を不能にする(外部のUSBキーボードやマウスを接続する必要がある)ため、当該記事の完全取り下げをさせていただきました。何卒ご理解いただけますよう、お願いいたします。
もしも、すでに適用してしまって内蔵のトラックパッドとキーボードが使用できなくなった方は、外部キーボードかマウスを接続した上で、以下の手順で適用前の状態に復帰してください。
1 スタートボタンから「すべてのプログラム」-「アクセサリ」-「システムツール」-「システムの復元」を選択
2 ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「続行」を選択
3 システムの復元が起動したら「別の復元ポイントを選択する」を選択し「次へ」を選択
4 説明文から「(インストール)デバイスドライバパッケージのインストール:Apple Computer, Inc. マウスとそのほかのポインティングデバイス」を選択し「次へ」を選択
5 「完了」を選択し、確認メッセージで「はい」を選択
6 システムの復元がはじまり、再起動すると内蔵トラックパッドとキーボードが使えるようになる
安全に適用できる目途が立ち次第、再投稿する可能性がありますが、現時点では時期は未定です。Beta版での挙動とはいえ、検証が不十分な記事を掲載いたしましたことを、この場を借りて深くお詫び申し上げます。